【中国】中国地方のSSでは、レンタカーのお盆需要が好調に推移。ニコニコレンタカーを取り扱うSSは、先週の来店に忙しく対応した。また、他のレンタカー会社を取り扱うSSもお盆需要が安定、例年以上の来店が見られたSSも接見、レンタカーを継続するSSが増加している。

　広島市内のフルでは、レンタカーのお盆需要に沸き立った。ニコニコレンタカーのSS部門で売り上げ西日本一に輝くなど、好調さを維持している。全国では11位で本部の期待に応えている。

　導入している会社社長は「これだけ認知されたのはニコニコレンタカーさんのおかげ。仕組み作りを含めておみごとというほかない」と絶賛する。売り上げは好調時で1カ月100万円を突破、利益も数十万円をあげている。お盆は伸び率35％を超えており、目標額に達している。したがって、導入したSSが赤字を脱出、黒字化に成功した。リピーターも40％を超えており、今後も需要が期待できる。成功の原因として、手間がかからないことが大きいという。立地条件と本部の対応により、レンタカーで成功している例を紹介した。

他県でもレンタカーは好調さを維持している。 山口県、島根県でもニコニコレンタカーを導入しているSSは対応に追われた。他のレンタカー会社を取り扱うSSにも来店があり、収益の改善に役立っている。さらに車種を限定し、少ない台数ながらユーザーの要望に応えるSSも見られた。

　ただ、ここまでSSで導入すると過当競争になり、飽和状態ではと危惧するSS関係者もいる。 「正直ここまで普及するとは思いませんでした。これから導入しても間に合わないでしょう。したがって、既存のSSとディーラー系で顧客争奪戦が始まると思います」と先行きは激しい競争にさらされることを覚悟しなければと戒める。ただ、リースより手軽に借りることができるとあって、当分は続いていくだろうと導入していないSSマネジャーも冷静に客観視していた。