MIC＝MIC（神奈川県横浜市都筑区仲町台1-27-20、電話045-943-7271、増田信夫社長）とホームネットカーズ（東京都新宿区馬場下町1-1、電話03-5155-6871、江�ｱ眞一社長）が提供している、車番自動認識モジュール搭載SS販売支援情報システム「NXEYES（エヌエックス・アイズ）」に、このほど新機能として「自動車登録情報」が追加されることとなった。

これまでのNXEYESは、「NXカメラ」が新規客と認識すると、「NXコールウォッチ」でSSスタッフに新規客であることを知らせ、車検ステッカーをスタッフが見て車検月を調べ、車番と車検月をひも付きして、データ化していた。

しかし、これからはその必要がなくなる。
その理由は、新規客が来店し、ナンバーを読み取ると、「自動車登録情報」によって、車検月がわかるからである。

これを可能にしたのが、昨年4月から始まった「自動車登録情報の電子的提供（閲覧・提供）」。
平成19年11月に施行された改正道路運送車両法により、これまで国から書面（登録事項等証明書)で提供されていた自動車登録情報が、登録情報提供機関を通じてパソコンなどにより簡便に確認・利用できる「登録情報の電子的提供制度」が創設された。これに基づき、自動車検査登録情報協会は平成20年1月
30日に国土交通大臣から登録情報提供機関（第一号)として登録され、平成20年4月1日から登録情報の電子的提供を開始することとなった。

NXEYESを導入しているSSもこれから導入するSSも、この情報によって車検が近くなっている顧客すべてに（新規客・再来店客とも）車検の販売をすることができるのである。

NXEYESは、SSの店頭に設置したカメラで給油客のナンバープレートを撮影し、この画像を解析して顧客履歴データベースと照合し、販売見込み客かどうかを判別して店頭スタッフに指示を送るシステム。ナンバープレートの識別率は目視できるものであれば100％と、全来店客をカバーできる。店頭スタッ フへの指示は、専用の腕時計型呼び出し装置「NXコールウォッチ」が振動し、ディスプレイには給油レーン番号と接客コードが表示。また、専用プリンタから指示書も高速印字出力される。

同システムの導入店舗は着実に増えており、今回の新機能追加でさらに導入するSSが増えることが予想される。