<2009年1月15日 燃料油脂新聞より>
新社長紹介 レンタカー業はSSに最適 新市場創生へ一致団結を 3社でバックアップ体制    

その一方で販促プロの目線から業務の信頼性確保には釘を刺す。「まずSSはしっかりしたパートナー選びが前提。ニコレンはレンタカーの安全運用を支援する独自の仕組みがある。システムに車両管理の概念を設け、保険登録や定期点検記録がないと貸し出しの対象にならない。さらにホームネットのコールセンターによる24時間対応、MICの指導力を加えた3社バックアップ体制の総合力で勝負する」と語る。

業界大手のトヨタレンタカーは拠点数700カ所強、それに対してSS専門のレンタカーFCは同社も含めてすでに3社ある。同社長は「年内に700前後までSSレンタカーは拡大するはず。トヨタと数で肩を並べればSSレンタカーの市場認知は確実になるが、車検のように専業店からのネガティブキャンペーン(イメージ悪化の宣伝)も考えられる」と話、FC各社が一致団結してSSレンタカーを適正なビジネスに育て上げる姿勢が大切だと指摘する。

「安定した市場形成に努めれば、SSの中古車レンタカーが生活の一部になり地域住民の足として認知される時代が必ずくる。」と同社長。「SSのマーケットオリエンテットのために、他社FCと良い意味のライバルとして協力していきたい」と将来を見据えた活動に尽力する考えだ。

ニコレンは第一募集で4月までに200拠点、さらに今年度内で500拠点をめざす方針。

 

SSの新たなクルマ関連ビジネスとして注目されるのが中古車レンタカー。なかでもMICとホームネットカーズの合弁会社RENTAS(レンタス)が今年に本格稼動させるニコニコレンタカーFCは、全国拠点数の拡大が期待される真打ち的な存在だ。レンタス新社長に就任した坂見鹿郎氏は、SSがレンタカーに取り組む意義を「マーケットオリエンテット=新しい市場の創生」と力説する。

同社長はMICのスーパーステーション立ち上げや付加価値収益路線への転換に尽力し、その後も外資系広告代理店や大型商業施設販促にかかわった。SS業界に舞い戻った理由を聞くと「MICの増田社長の話を聞いた時に、SSにとってレンタカーは最適な商売になると確信した」と開口一番に話す。

現在主流となっているデータベースマーケティングはあくまで販促の手法論だが「レンタカーは商品ニーズそのものの創出。顧客がニーズを持って自ら来店してくれるSSに数少ないアイテム」と強調。また「ヤング層は従来のようなクルマに対する憧れがない。所有満足より利用価値を求める時代にあって、価格競争力の高いレンタカーは時流にマッチする」とし、この数年は続くと見られる不況下でも強いビジネスと分析する。